カウンセリングの視点~傾聴と共感①~
2025/10/09
相手の話をよく聴くこと、話すことよりも簡単そうに感じますが、はたしてそうでしょうか。
人は話を聞くより、する方が好きだと言われています。大勢の前では苦手でも、仲間内では饒舌な人が多いです。お客様も、無口になったり、話さなくなったり・・・が好きなわけではないということを頭に入れておくと良いかもしれません。
お客様が話されることにはじっくりと耳を傾け、相手の言葉を繰り返したり、軽くうなずいたり、笑顔で相槌をうったり、そこを意識しながら目や顔、仕草から聴く姿勢を伝えていくことが大切です。
話すことでスッキリすると、その相手に好印象を抱くきっかけになります。聴いている方も、お客様の性格や情報が見えてきて、その方を知り、内面に迫ることが出来ます。
知ることで理解が深まり、また、話しているお客様も自分の考えや思いをまとめることが出来、気づきに繋がるのです。
そして共感は相手と同じ感情になることを指します。
この傾聴と共感がカウンセリングにはとても大切なことなのです。