カウンセリングの視点~個客をみる④~
2025/10/02
いろいろなお客様を接客していると、中には難しいと思うお客様もいらっしゃるかと思います。
どんな方が難しいと思うのか、「目を合わせてくれない」「あまり話をしない」「笑わない」「表情が変わらない」「何をしてもダメとあきらめている」「アドバイスを聞かない」など・・・
いろんなサロンのスタッフへアンケートをとると、様々な難しいお客様のイメージが出てきます。
表面的なところだけを観るのではなく、その裏にある何かを読もうとしていくと、ゆとりをもって接していくことが出来るのではないでしょうか。
お客様はセラピストとの対話の中で、質問やアドバイスなどのアプローチに対して、返答しなければいけません。自分のことであってもわからないことや知らないこともあり、困ってしまうこともあります。
また、以前に嫌な思いをしたことがあったり、トラブルったことがある方もいらっしゃいます。
そういった場合、やんわりとNOを表現したり、強めにNOを主張してくることがあるのです。その表現の仕方は様々になるため、裏には何があるのか、セラピスト側が自分自身の対応についても考えていく必要があります。
お客様のストレスや疲労具合、季節や体調によっても変わってきますので、お客様の都合や感情を読み取ろうと意識して対応していくことが、カウンセリングを行っていく際には大切になってきます。
難しいお客様だと感じてしまうとセラピスト側にもゆとりが無くなってしまいがちですが、相手を肯定的に観ることを忘れず、ゆとりをもってお客様の態度や対応を観て、裏にある何かについて考えてみてはいかがでしょうか。