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肌の働き~皮膚の作用~
2025/09/04
皮膚の作用には、
保護作用、吸収作用、分泌排泄作用、知覚作用、体温調節作用、表現作用がある。
〇保護作用・・・体外からの刺激(機械的・物理的な外力・化学刺激物質・微生物・紫外線など)体を守るとともに。体外からの水分喪失を防ぐ。
〇吸収作用・・・皮膚には物質を吸収する作用があり、表皮や毛穴を通して塗布された化粧品や薬剤などを吸収する。この働きがあることで外側からのケアが可能になる。
〇分泌排泄作用・・・皮脂や汗を分泌し、老廃物を体外に排泄する働きがある。分泌された皮脂と汗が混ざり合うことによって皮膚表面を保護する皮脂膜が生まれ、肌の潤いを守ることが出来る。皮脂分泌は肌の乾燥予防になる。
〇知覚作用・・・触覚・痛覚・温覚・冷覚などの感覚を捉える役割がある。
〇体温調節作用・・・汗腺で作られた汗が皮膚の表面に出ると、汗が蒸発する時に熱が奪われるため、体温が下がる。また、皮膚の血管を広げ、温度が上がった血液をたくさん流すことによって熱を逃がす。暑いと皮膚が赤くなるのは、たくさん血腋が流れている血管がすけて見えるから。
〇表現作用・・・精神的な変化が肌に現れることをいう。ドキドキして顔が紅潮したり、ショックで顔面蒼白になったりするなど、心の動きが皮膚に現れることがある。