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肌の構造~真皮~
2025/08/14
真皮層は皮膚の大部分を占めており、部位によって厚さは変わる。
真皮層には乳頭層と網状層がある。乳頭層は表皮にも食い込んでいて毛細血管や神経を通わせて表皮に栄養を与え、刺激をキャッチする。網状層は真皮の大部分を占めており、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の美容成分で構成されている。また、これらは真皮層内にある繊維芽細胞から生成されている。
〇コラーゲン・・・真皮層に存在する。繊維性の強くしなやかな構造や膜状の構造を形成しながら、体の形態や機能を維持する働きを担っている。主な働きは・肌に潤いや弾力を与える・丈夫な骨を形成する・関節の働きを良くする・丈夫な腱や筋肉を作る、働きがある。
〇エラスチン・・・真皮層に存在する。弾性繊維の性質をもつタンパク質のこと。ヒアルロン酸やコラーゲンと一緒に真皮層にある繊維芽細胞によって作られている。エラスチンがコラーゲンを束ねることで肌の弾力やハリを保つ。
〇ヒアルロン酸・・・真皮の結合組織に存在する多糖類で、細胞と細胞の間の水分保持や皮膚の柔軟性を保つ機能がある。1gあたり6ℓの水分を保持できるとされ、真皮の中で水分を抱え込み肌に潤いや弾力をもたらしている成分。