肌の構造~表皮について~

表皮は皮膚の1番外側を占める部分

外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層からなっている。

〇角質層の役割・・・一番外側にある角質層は扁平な角層細胞が1020層に重なって出来ている。角質は通常肌の新陳代謝にのって自然に剝がれ落ちる。吸水性や保湿性に富んでいる層のため、正常な状態だと1520%の水分を含んでいる。化粧水や美容液を塗って潤いを与えているのもこの角質層。角質層で構成される3つの保湿因子はNMF、細胞間脂質、皮脂膜、約半分がアミノ酸で構成されている。

 

〇顆粒層の役割・・・角質層のすぐ下にある層。扁平な形をした顆粒細胞が2~3層に重なってできており、角層が正常に機能するために必要なセラミドなどの保湿成分を作っている。

 

〇有棘層の役割・・・有棘層は3~8層に重なった有棘細胞でできており、表皮の中でも厚みがある。有棘細胞は基底細胞の分裂によって生まれ、表皮の下にある真皮から酸素や栄養を受け取る働きをしている。また、ランゲルハンス細胞が存在し、突起を伸ばし合って網目状のネットワークを形成し、異物の混入を察知して取り除く働きがある。

 

〇基底層の役割・・・表皮の一番内側にあり、基底細胞やメラノサイト(色素形成細胞)などからできている。基底細胞の分裂によってケラチノサイト(角化細胞)が作り出される。また、メラノサイトは紫外線から体を守るメラニン色素を合成している。

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